兵庫県立歴史博物館と東京大史料編纂所の村井祐樹准教授は8日、織田信長側近から羽柴(豊臣)秀吉に宛てられた返書など35点が見つかったと発表した。秀吉は主君信長の歓心を買おうと、側近に戦果を逐一送って、自賛していたとみられる。そのたびに「さすがの御手柄」「天下で大変な評判」などと持ち上げる返書を出しながらも信長側近らが困惑していた様子がうかがえるという。