【料理】みなさんのおでんの定番は!? ちくわぶ? 牛すじ? 餃子巻? つぶ貝? 地域色の強い具材いろいろ
今回は、東日本と西日本で食べる・食べないの差が大きいおでん種を4つご紹介します。
■西日本ではあまり見かけない具材は?
◆はんぺん(東日本)
はんぺんは、魚のすり身に卵白や山芋などを混ぜて作った白くて四角い食べ物で、ふわふわした食感をしています。
関東発祥とされ、東日本ではよくおでん種として使われますが、西日本ではあまり知られていません。
また、静岡県では郷土料理の「黒はんぺん」がおでん種として人気です。はんぺんがスケトウダラなどの白身魚の身だけを使って作られるのに対し、黒はんぺんはイワシやサバなどの赤身魚を丸ごと1匹使っているため、黒っぽい色をしています。
◆ちくわぶ(関東)
漢字で書くと「竹輪麩」。小麦を練ってちくわに似た形状に固めたもので、食感はすいとんに似ています。
そのままでは硬くて味もほとんどしませんが、じっくり煮込むことで、おでんの出汁が染み込んでモチモチとした食感になります。
このちくわぶ、関東地方の中でも、特に東京や神奈川など南関東でよく食べられているおでん種です。
ただ全国的な知名度は低く、特に西日本では「名前を聞いたことすらない」「ちくわの方言かと思っていた」「上京して初めて知った」という人も多くいます。
■東日本ではあまり見かけない具材は?
◆牛すじ(西日本)
牛すじとは、牛のアキレス腱など、腱のついた部位の肉です。硬くて独特の臭みがあるため、下処理に手間がかかりますが、丁寧に調理すれば柔らかい食感になり、臭みも抜けてさっぱりした味わいになります。
牛すじは、西日本ではおでん種以外にもカレーや煮込みなどさまざまな料理に使われていて、非常になじみ深い食材です。
一方で東日本では、牛肉よりも豚肉のほうがよく食べられることから、あまり一般的ではありません。ただ、最近はコンビニおでんで牛すじが取り扱われるようになり、おでん種として浸透しつつあります。
◆タコ(関西)
たこ焼きや明石焼きに代表されるように、タコは関西では定番の食材です。
もちろんおでん種としても大人気。ひと口サイズに切ったり、脚を一本ずつ切って串に刺したりして食べられます。
出汁をしっかり染み込ませれば、タコのプリッとした食感と、じゅわっと広がる出汁の風味を楽しむことができますよ。
引用元:https://ift.tt/7VDYmvl
続きを読む