「内部は九龍城砦のような複雑怪奇な作り」池袋西武の全面改装で危ぶまれる25年夏の開業…複雑な構造の建物に対応できず

「内部は九龍城砦のような複雑怪奇な作り」池袋西武の全面改装で危ぶまれる25年夏の開業…複雑な構造の建物に対応できず

1: 名無しの旅人 2025/01/24(金) 12:00:27.22 ID:7CaLXD1U9
2024年9月12日、東京都港区の綱町三井倶楽部には700人もの人々が集まり、盛大なパーティーが開かれていた。壇上には、西武ホールディングスの会長兼最高経営責任者(CEO)を務める後藤高志氏や、慶応大学名誉教授の竹中平蔵氏、そしてラグジュアリーブランドのLVMHモエ ヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン社長のノルベール・ルレ氏らが立ってスピーチしたほか、東京都知事である小池百合子氏のビデオメッセージも紹介された。

パーティーの主催者は、2023年9月にアメリカの投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループに買収されて傘下入りした百貨店のそごう・西武だ。
ただ、こうした華やかな演出とは裏腹に、実際の改装工事はかなり遅れているという――。
昨年12月に刊行した『セブン&アイ 解体へのカウントダウン』から一部抜粋しつつ、池袋西武の今後を占う。

【中略】

ところがだ。事情に詳しいそごう・西武関係者によれば、「実際の改装工事はかなり遅れており、2025年夏のオープンは到底無理だろう。2025年中に完成すればいいくらい」という。

【中略】

これまでにない百貨店経営への挑戦という意味で、その成否は今後に委ねられることになる。だがそれ以前に、こうした挑戦の舞台となる池袋西武の改装工事自体が遅れに遅れている。前述したように、2025年夏どころか2025年いっぱいに完成すればいいほうだというのだ。

じつは池袋西武は、1940年(昭和15年)に前身となる武蔵野デパートが開業して以来、増床に増床を重ねて今の形となっており、全面改装は初めてのことだ。そのため、そごう・西武の関係者によれば「内部はまるで香港の九龍城砦のような複雑怪奇な作りになっている」といい、「これまでの増床や改装は、そうした建物の構造が理解できる業者が工事を担ってきた」という。

しかし今回は、「そうしたなじみの業者ではなく、ヨドバシカメラ関連の業者が工事を担っている。そのため、建物の構造を理解することから始めなければならなくなり、工事が大幅に遅れている」(そごう・西武関係者)というのだ。

さらに「そうした業者問題も含めて計画の甘さも露呈した形。このまま工事が長引けば、ラグジュアリーブランドをはじめとするテナントも嫌気が差して逃げる可能性もあり、もはやグランドオープンを宣言できるのかも不安視されている」と関係者は明かす。

東洋経済オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1058930776401159ae0f06ebd195217c465f226
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1058930776401159ae0f06ebd195217c465f226?page=5
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1058930776401159ae0f06ebd195217c465f226?page=4

引用元:https://ift.tt/sSVQIlF


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