宇都宮市と東京・日本橋でクリニックを運営し、早くから新型コロナウイルス患者の診療に取り組んでメディアで医療現場の声を発信する内科医の倉持仁さんが30日、X(旧ツイッター)を更新。臨床例を挙げてコロナの現状を投稿した。

前日までの投稿でコロナ後遺症の症状について投稿を続けてきた倉持さん。この日は「家族でコロナで、呼吸が苦しいからってきたら酷い肺炎で酸素飽和度60%台で、もう病床使えないので(プレハブの臨時病床は閉鎖)他の病院に聞きましたら3次救急に当たってくれって軒並み秒で断られ
3次救急50万都市だけど1個しかないから、万一この様な症例が増えたら困ると思いつつ、コロナの診療体制コロナ前にがっちりもどっております。さすが5類。詰みです」と宇都宮の診療所とみられる事例を一気にまくしたてるようにつづった。
 倉持さんの言う「三次救急」とは一次救急や二次救急では対応が難しい生命に関わる重症患者に対応する救急医療体制のこと。
救急医療の最後のとりでとして、原則24時間体制で受け入れる。全国で約300カ所の救命救急センターや高度救命センターが担っている。

 倉持さんの私見にコメント欄には「その数字はかなりの設備がある病院でないと難しそう」「そもそも一般の人は三次救急なんて知りません。コロナは現存しているのに無かったことにし普通の病院で診察
治療してもらえないなんて国民を殺そうとしていますね」

続きは中日スポーツ
2024年5月30日 21時01分
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